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フリーターに役立つ法律知識

第14回 残業代は手当てに含まれるって言われたんだけど

【Q】
  高校を卒業して、フランチャイズ形態で飲食チェーン店を手掛ける会社(主に飲み屋や喫茶業)へ就職したのですが…どれだけ働いても残業手当が付きません。 給与明細を見ると、基本月給の中に予め予測された残業手当が含まれているようです。その意味不明な手当込みで月休みが2~4回(基本的に日曜日)、完全無遅刻無欠勤で手取15万程です。過労で入院すれば時給単位で勤怠控除され休んだ所は収入0、週48時間以上の労働が強制されるのに36協定(*)も結んだ事ありません。会社の定める「特勤手当」でこのような残業は可能なのでしょうか?

【A】
 労働基準法では1日8時間以上、週40時間以上の労働に対して、一時間あたり2割5分の割増、深夜労働については2割5分の割増、休日勤務については3割5分の割増賃金を支払わなくてはならない事になっています。会社の定める「特勤手当」の《月の残業を想定》という考え方は本来ならあり得ない事で、勤務実態に基づいたものでは無いです。《低賃金で労働者をいくらでも働かせられる》という発想なのではないでしょうか?休日が主に日曜日だけという事ですが、土曜日の勤務も基準法に則れば「休日出勤」になり、手当の対象です。何れにせよ、以上の条件で勤務させる為には、会社は労使間で法定外の勤務を可能にする書面を交わし、労働基準監督署に届け出をしなくてはなりません。それすら行っていないのだとすれば、会社は法律違反を行っている事になります。一度相談にお越し下さい。

(*)36(さぶろく)協定
  労働基準法第36条に定められ、企業の規模に関わらず、時間外労働をさせる場合は、労働者側と使用者が協定を結び、労働基準監督署に提出しなければならないとする規定。


(フリーター労組メールマガジン 2007年8月25日号より)

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