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フリーターに役立つ法律知識

第37回 みなし残業だから残業代は出ない?!

【Q】
  IT系企業でプログラマーの仕事をしています。入社時に「残業代は出ない」「残業代は給料に全て含まれている」と説明され、そんなものかと思って働いてきました。しかし、長時間労働が常態化していて、会社に泊まることもあり、月400時間労働になることも珍しくありません。こんなに働いているのに残業代が出ないっておかしくないですか?

【A】
 おかしいです。  確かに、みなし残業という考え方があって、1日あたり、または1ヶ月あたり何時間分の時間外労働を含んだ賃金を払う、ということは、違法ではありません。 ただし、いくらが基本給分で、いくらが残業代にあたるのかを就業規則で定めておかなければなりません。
 当然、残業代として支払われている賃金以上に残業した場合は、その分の賃金を支払わなければなりません。時間あたりの賃金を計算して、働いた時間数と比較して差額分を割り出します。  単に給与の額だけを示されて、これに残業代が全て含まれる、などというのは、みなし残業の要件にはあてはまりません。
 未払いの残業代は、過去に遡って請求できます(賃金債権の時効は2年です)。 タイムカードや労働時間が記録されたもののコピー、出退勤の時間を毎日手帳にメモしたものなどが証拠となります。
 フリーター労組など個人加盟の労働組合に加入して交渉するほか、労働基準監督署で賃金不払いの申告を行っても支払わせることできるでしょう。

(フリーター労組メールマガジン 2010年3月25日号より)

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