東京トランスマーチ2023への参加を取りやめます
東京トランスマーチ2023への参加を取りやめます
フリーター全般労働組合/キャバクラユニオン
この間、東京トランスマーチ2023の開催に関連して、主催団体であるトランスジェンダージャパン(TGJP)のメンバーによる性加害に対しての告発が行われていますが、当組合の公開メールアドレスに、10月31日夕方、被害者の方からの事情説明のメールが送信されてきました。
そしてこれを受けてか受けなくてかはわかりませんが、同日夜、TGJPからの声明が発表されています。
当組合は慎重に検討した結果、性暴力発生時の組織としての向き合い、また当組合の元組合員がかつて複数の性暴力の加害を生み出し、その結果組織が破壊されたという痛苦な経験にかんがみ、現時点においては東京トランスマーチ2023への参加を呼びかけることはできない、と判断し、合わせて団体としては参加を見合わせることとしました。
なお、当組合は団体賛同をしておりましたが、その取りやめの検討を行おうと役員が考えていた直前の11月1日午後、TGJPより「みなさまからいただいた賛同を一旦全て取り下げとさせていただきたく存じます」との連絡が当組合の公開メールアドレスにあったため、団体賛同はすでになくなっております。
もしこの問題が、十分な話し合いと総括のないままに加害側から法的な係争状態に入るようなことがあれば、当組合の闘う方針と完全に相容れないものとなります。TGJPには、性暴力や差別の問題に取り組んできたこれまでの運動の経験と蓄積を踏まえ、問題に真摯に向き合うことを求めます。
以上